- なんか割の良い副業ないかなあ
- 夜の仕事って本当に稼げるのかなあ
そんなふうに思っている方も多いと思います。できることなら、効率よく稼ぎたいですよね。
その夜の仕事の中で、キャバクラの送りドライバーという仕事があるのをご存じでしょうか?実は、短時間で稼げてしまう割の良い仕事なのです!
目次
キャバ嬢の送迎はボーイの仕事に含まない場合が多い
基本的に、キャバ嬢の送迎はボーイの仕事ではありません。
そもそも、キャバクラには、キャバ嬢を自宅まで迎えに行きお店まで届けたり、仕事終わりのキャバ嬢を自宅や目的地まで送り届ける、送迎ドライバーという仕事があります。
実際は、「迎え」をせず、「送り」のみを行うお店がほとんどなので、「送りドライバー」と呼ぶことが一般的。
お店のホールでの給仕やキャストの管理をするボーイとは別に、多くのお店では専門のドライバーを雇っていますが、お店によってはボーイが兼ねる場合もあります。
そういったボーイと兼任の場合を除いて、送りドライバーがお店のお客様と関わることはなく、キャバ嬢が言わば「お客様」となります。
ですので、お客様であるキャバ嬢が、車内でいかに心地よく過ごしてもらえるか、といった心遣いが大事です。
キャバクラの送りドライバーの業務について
それでは、実際のタイムスケジュール・実労働時間・日給について見ていきましょう!
・タイムスケジュール
~0:00 お店の裏口付近に車を停めて待機
0:00 閉店
3:00 キャバ嬢を送る→お店付近で待機→送るの繰り返し
3:00頃 仕事終了
繁忙期など、場合によってはもう少し終了時間が遅くなることもあります。
・実労働時間
だいたい、3〜4時間程になります。
・日給
多くのお店では、給料が日給制で5000〜7000円程度。平均すると6000円くらいになります。基本的に日払いで給料を受け取れるお店がほとんどです。
基本的に送迎に使う車は自家用車
キャバ嬢を送迎する為に、一般的には自家用車を使うことになります。但し、車であればどんな車種でもいいというわけではありません。
送りドライバーは、基本的に複数のキャバ嬢を一度に乗せて、それぞれの自宅や目的地に送り届けます。
なかには、ハイエースに代表されるワゴンタイプが必須というお店もあるので、お店に確認する必要があります。
また、お店によっては、自前の社用車を持っている場合もあるので、セダンタイプしか持っていないとか、自家用車自体を持っていない方は、この点もお店に問い合わせてみるといいでしょう。
それから、カーナビも必須です。もちろん、カーナビだけに頼り過ぎると、トラブルやアクシデントに対応できないこともあるかもしれません。
また、ガソリン代は、日給に含まれる場合と別途支給される場合に分かれます。
別途支給される場合は、日給がまるまる利益になりますが、日給に含まれる場合は、せっかく稼いだのにその分利益が減ってしまうので、あらかじめ、お店に必ず確認しておきましょう。
なお、必須ではないものの、車内に用意しておくとキャバ嬢に喜ばれるものがあります。
- スマホの充電器
- ブランケット
- 加湿器、空気清浄機
それぞれ値段が高いイメージがあるかもしれませんが、安価で性能もそこそこな製品もあるので、探してみてください。
こうしたちょっとした心遣いで喜んでもらえて評判もあがれば、日給アップに繋がる可能性もあるので、できる範囲で実行してみましょう。
普通自動車免許は必須だが二種免許は不要
仕事として人を乗せて運転するのに、「二種免許を持ってないけど、大丈夫かなあ」と、当然気になりますよね?
でも、普通自動車免許だけで大丈夫、二種免許は不要です。
タクシーは、乗客から直接運賃をいただく旅客業務になるので、二種免許が必須になりますが、キャバクラの送りドライバーは、乗客であるキャバ嬢から運賃をいただくわけではないので、旅客業務には当たりません。
キャバクラの送りドライバーが体験しがちなトラブル3選
キャバ嬢の送迎中でも、もちろんトラブルが起こることはあります。ですが、どんなトラブルがあるのか事前に知っておくだけで、スムーズに対処できるのです。
では、どんな事例があるのか、その対処法も含めここからご紹介します。
1.キャバ嬢同士がケンカしてしまう
仲の悪い子が同乗することになったり、送りの順番でもめたりしてケンカになってしまうことがあります。
・カーナビに頼らず、最短ルートで送る
・仲の悪い2人だけが残らないように、送る順番を工夫する
もし自分の工夫だけではどうしようもない場合は、お店に相談してみましょう。仲が悪い子を同乗させないように対応してもらえるかもしれません。
2.キャバ嬢がリバースしてしまう
夜のお仕事にお酒は付き物です。どうしても飲み過ぎてしまい、車酔いも重なってリバースしてしまうこともあります。
・後部座席にビニール袋を用意しておく
・座席にカバーをかけておく
体調の悪そうな子がいたら、窓を開けて換気してあげたり、可能であれば、少し停車して休ませてあげるなどの臨機応変な配慮ができるとよいでしょう!
3.キャバ嬢が酔いつぶれてしまう
目的地についても、車から降りてくれなければ、いつまで経っても仕事が終わりません。起こそうと思っても、キャバ嬢の体を触って、あらぬ誤解を招きたくないと心配される方もいるでしょう。
・軽く揺すったり、肩を叩いたりする
(この程度なら許容範囲ですが、お店に確認しておく方がベターです)
ただし、一番気を付けなければならないのが、アルコール中毒です。以下の状態になっている時は、アルコール中毒の可能性があります。
こんな時は、迷わず救急車を呼びましょう。
- 声を掛けても、腕をつねっても反応がない
- 嘔吐したり、口から泡を吹いている
- 触れて冷たいと分かるほど、体温が低下している
- 呼吸が異常に速い、遅い、または非常に浅い
どんなトラブルが起こるのか知っておけば安心
このように、トラブルに関する送りドライバーあるあるを知っておくと、いざという時スムーズに対応できるはずです。
とはいっても、トラブルの可能性もありますが、頻繁に起こるわけではありません。
短時間で稼げて割が良いので、車の運転が好きで臨機応変な対応ができる方であれば、魅力的な副業となります。