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キャバクラの面接だからと言って手を抜かない
キャバ嬢はテレビなどのイメージで「誰にでも出来る仕事」と思われがちです。確かにキャバクラの求人の条件に、特別なスキルや学歴が必要とされることはありません。
ただしキャバ嬢は「誰にでもできる仕事」ではなく、「努力次第で誰にでも稼げる仕事」であることを覚えておきましょう。
もし面接で失礼な態度を取ったり、ろくに準備もしないで行けば、不採用になることもあります。
そもそもキャバクラは「究極の接客業」と言われています。
キャバ嬢として働くのであれば、気遣いのプロフェッショナルである必要があり、最低限の言葉遣いやマナーも守れない人に務まる仕事ではありません。
キャバクラの面接の注意点
キャバクラの面接では、一般職とは違うポイントがいくつかあります!
例えば、よく面接で使われるような「定型文」を用意する必要はありません。
志望理由を聞かれても、
「私が御社を志望したのは、◯◯のような経営理念に共感したからです。」
と堅苦しい表現をしなくても大丈夫です!
ここではそのような違いの中でも、マイナス評価に繋がってしまうものを3つご紹介します。
失敗のないように、事前に確認しておきましょう!
厳しい条件を希望しない
面接の時点で自分の希望を伝えるのは、とても大切なことです。
「学費のために、〇〇円ぐらいは稼ぎたい。」
「仕事があるので、平日は終電で帰りたい。」
などの具体的な理由や妥当なものは積極的に伝えましょう。
ただし行き過ぎた条件や、あれこれ要求を通そうとするのは、あまりイメージはよくありません。
代表的なものが
- ムチャな高時給
- 出勤は平日の1日のみ
- 長距離の送り
の3つです。
自分のスキルやある程度の相場を踏まえてから、条件を提示しましょう。
キャバクラではキャストやスタッフのチームワークが必要なので、わがままな印象が付いてしまうと、落とされてしまう可能性があります。
マナーや礼儀をきちんとする
キャバクラは接待などのビジネスシーンでも利用されるので、マナーや礼儀はできて当たり前です。
また一般的な飲食店と比べても、高い料金設定にしている分、それにふさわしいサービスを提供しなければいけません。
面接から完璧でいる必要はありませんが、
- タメ口を使わない
- 目を見て、ハキハキ話す
- キレイ目の洋服を着ていく
などの最低限のマナーは面接の時点で守りましょう。
疑問点をお店に質問する
面接の最後には質疑応答の時間が設けられることが多いので、キチンと質問を用意しておきましょう。
- 平均して何時くらいに仕事が終わるのか
- 給料から天引きされるものはあるか
- 送りはどの範囲まで出るのか
など、働いてから自分に損がないようにしっかりと確認しておくことをオススメします。また、積極的に質問することで、自分のやる気もアピールすることができます!
逆にあまり入店後のことに興味がない素振りだと「体入荒らし」に間違われる危険性があるので注意しましょう。
「体入荒らし」とは、入店直後の保証給を狙って色んなお店をまわることです。
キャバクラの面接で受かるコツ
次に、本採用の確率をグンと上げる面接のコツをご紹介していきます!
先ほどの注意点にあった、目を見てハキハキ話したり、タメ口を使わないのはスタートラインに過ぎません!面接の時点で、しっかりとプラス要素を作れるようにしておきましょう。
もしこの段階で「この子はウチに来てもらいたいな。」と思ってもらえれば、好待遇を受けられる可能性もあがります!
時給に関しても全員が同じな訳ではなく、面接で決まるケースが大半です。
ここで担当のスタッフに気に入られれば、時給が上がるチャンスさえあるので、しっかりコツを抑えておきましょう!
出勤日は多めに希望しておく
当たり前ですが、キャバクラはキャバ嬢がいないと仕事になりません。
たった1人のキャバ嬢がいないだけで団体のお客様を逃したり、太いお客様を掴むチャンスを逃してしまいます。求人を出しているということは、人手不足に困っているということなので、多少は多めに出勤日を設定しておきましょう!
週5日と答えたからといって、絶対に守らないといけない訳ではありません。
ここで大切なのは、
「できれば、週◯日は出たいと思っています。」
のように含みのある表現にしておくことです。
予定さえなければ出勤しようと思っているかのような、前向きな姿勢をアピールしておくと良いでしょう。
お金以外の働きたい目的を言う
わざわざ水商売を始める人は、お金が目的の場合が多いので、正直に話しても問題はありません。
ただし単に「お金が稼ぎたいからです」と言っても、ありきたりな印象で、場合によってはお金にルーズな印象になりかねません。
もしお金目的であっても、
-
・留学の費用を貯めたい
・お店の開業資金を貯めたい
・子供の養育費にあてたい
など、何かしらの理由を添えると良いでしょう。
あるいは、お金以外の目的で
- お酒を飲むのが好き
- 人と話すことが好き
- ずっと夜の仕事に興味があった
のように仕事にプラスになるような内容がオススメです!
そこまで考え込む必要はありませんが、何かしら納得のいくものや話題になるようなモノだと、良いイメージを持ってもらえる可能性があがります!
何を質問されても返答できるように準備しておく
キャバクラの面接では質問への答えの内容はもちろん、その返事のスピードも重要な判断材料になります。
どれだけ素晴らしい答えでも、変な間があったり、詰まってばかりいると不安に思われてしまうかもしれません。
必ず聞かれるような、
- 「なんでウチにしたの?」
- 「希望時給を教えてください。」
- 「何時から何時まで働けますか?」
- 「週何日働ける?」
- 「お酒はどれくらい飲めますか?」
などの質問には、あらかじめ何と答えるか考えておきましょう。
またお店によっては「彼氏がいるかどうか」も確認されることも珍しくありません。
なぜなら彼氏がいるキャバ嬢は、
- 彼氏にバレて急に辞めてしまう
- クリスマスや年末年始などのイベント時に休みがち
- お客様にバレて問題が起きる
などのデメリットがあるからです。
もし居たとしても、わざわざ嘘をつく必要はありませんが、
- 「仕事なので迷惑はかけません。」
- 「理解のある彼氏なので大丈夫です。」
と影響がないことを伝えましょう。
上野を始めとした体験入店についてはこちらで解説しているので、初心者の方は参考にしてくださいね!