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そもそもキャバクラって?
ざっくり言えば、キャバクラは「お酒を飲みながら、楽しくおしゃべりする場所」です。1時間ほどの時間制が基本で、初来店のお客様であれば2、3人のキャバ嬢が交代で接客します。
よくガールズバーと混同されがちですが、キャバクラはカウンター越しではなく、お客様の横に座って接客することが大きな違いです。ワイワイと盛り上がるのはもちろん、相談や愚痴を聞いたり、時には疑似恋愛をしたりと、様々なシーンで利用されています。
ただしここで注意したいのが、キャバクラはあくまで「飲食店」であり「風俗店」ではありません。
キャバ嬢の仕事内容
キャバ嬢は綺麗なドレスを着たり、高いお酒を飲んだりと、何かと華やかな職業です。しかしその反面で「究極の接客業」と言われているように、非常に高いレベルの気遣いが求められます!
ここでは、そんな接客のプロであるキャバ嬢の主な仕事内容をご紹介します。
お客様のタバコに火を付ける
最近では、電子タバコを吸われる方が増えましたが、紙タバコの場合は、キャバ嬢が火をつけることが基本です。
もしタバコを吸う素振りを見えれば、すぐにライターが出せるようにしておきましょう。
このとき火が飛ばないように、まずは手元で火の勢いを確認することがポイントです。
また火をつける時に、空いている手を添えるとスマートに見えますよ!
お酒を作る
キャバクラには沢山のお酒の種類があり、普通の居酒屋には置いていない銘柄も多いので、最初は戸惑ってしまうかもしれません。
とはいえ銘柄を全て覚える必要はなく、作り方さえ覚えていれば大丈夫です!
よく注文される焼酎やウイスキーの水割りであれば、
- トングで氷をグラスいっぱいに入れる
- マドラーで混ぜて、グラスを冷やす
- 好みの濃さを聞いて、お酒と水を注ぐ
- 軽くマドラーで混ぜる
- 水滴をハンカチで拭き取る
の順番で作ります。
お客様のグラスが空になる前に「おかわりどうされますか?」と聞いて、注文されたお酒を作りましょう。
お客様とおしゃべりする
キャバ嬢の力量は、コミュニケーションが大きなウェイトを占めます。
ただし「おもしろい話なんて出来ない・・・」という方も、あまり気にする必要はありません。
なぜなら、キャバ嬢の話を真面目に聞こうと来店される人は、あまりいないからです。
どぎつい下ネタを言われたり、面白くもない自慢話を永遠とされても、
- ずっと笑顔でいられる
- 気持ちの良いリアクション
- 興味があるように振る舞える
のように、上手く立ち回れる人が喜ばれるでしょう。
慣れるまでは大変ですが、努力次第でなんとかなる部分が多く、人生においても何かと役立つスキルでもあります!
同伴
同伴とは「お客様と出勤前に店の外でデートをしてから、一緒に出勤すること」です。お店とは違った2人っきりの空間なので、より仲を深めることが出来るでしょう。
多くの場合は、食事に連れて行ってもらうことが多く、場合によってはショッピングに行って、プレゼントを買ってもらえることも!
また「同伴バック」が付くことが基本であり、来店された時点で指名扱いにもなることも大きなメリットです。
アフター
アフターは、同伴とは逆で営業終わりにバーやカラオケに行くことです。
こちらはよりプライベート感が強く、時給はもちろん、特別な手当てやバックも発生しません!盛り上がった席のみんなで飲みに行ったり、いつもお世話になっている常連さんと飲みに行ったりと、二次会的なノリで考えておきましょう。
ただし信頼のあるお客様だからと、気を抜いてしまうと危険な目に遭いかねません!!
なので、
- お酒を飲みすぎない、飲ませすぎない
- お店は自分で選ぶ
- お客様の車には乗らない
- 個室のお店には行かない
などの最低限の注意は忘れてはいけません。
LINE営業をする
接客に力を入れることも大切ですが、次の来店に繋げるためには、LINE営業も忘れていはいけません。
かと言って、いきなりの
- 「今日お店来られるますか?」
- 「一緒に飲みませんかー?」
のようなガツガツした営業は、ウザがられてしまいます。
連絡先を交換したら、
「今日はごちそうさまでした?」
のようなお礼のLINEから、コツコツと関係性を築き上げましょう。
またLINEでメッセージを送るだけではなく、タイムラインで
- イベントの告知
- SNSのような近況報告
- 出勤連絡
などの情報を発信することも効果的です。
キャバクラの仕事内容は働いてから覚える方がいい
以上が、キャバ嬢の主な仕事内容です。
もちろん、これらが全ての業務ではなく、他にもまだまだ沢山のことを覚えないといけません!ただしどれも最初から完璧にこなす必要はなく、時間をかけて体に叩き込んでいけば良いものばかりです。
上野を始めとした体験入店についてはこちらで解説してるので、これから始めたい方は参考にしてください。